ニュージーランドにサーフトリップ

まだ20代の頃、オーストラリアにワーキングホリデーで1年滞在、そのままビジネスビザで2年近く粘った後、帰国。
少しアルバイトをしてお金を貯めてからニュージーランドにサーフトリップに向かった。

日本のサーファーの行き先としてニュージーランドはあまり浮かんでこないマイナーな場所だけど、オーストラリアは隣の国とあってニュージーランドのサーフィン雑誌も売っていたし、それなりに情報があった。
何よりも雑誌で見た「ラグラン」の美しいレフトブレイクはライトブレイクばかりのオーストラリアの長い滞在で魅力を感じたのだ。

ニュージーランドはオーストラリアに比べて円が強く、アルバイトで貯めたお金で数ヶ月は滞在出来る計算だったが、それはちょっと甘かった。

最初に借りたレンタカー代をカードで支払ったら、使える残高が大分少なくなってしまい、更にこの旅の大きな痛手となった「citibank」のキャッシュカードが磁気不良によって使えなくなってしまい、旅の出鼻をくじかれた。

再発行の手続きがどれくらいで出来るか分からず、数日間は出来るだけお金を使わないようにレンタカーの中で寝泊まりをした。
あれは辛かったな〜。

追い討ちをかけるように日本の実家に電話したら、母が骨折したと…。

これは何かの暗示だと思い、このサーフトリップを数ヶ月から2週間の旅に大きく短縮。
一度、レンタカー屋に戻ってレンタル期間を短くしてもらい、その分のカードの残高を増やし、とりあえずは一番の目的であった「ラグラン」にレンタカーで向かったのだった。

「ラグラン」は小さな街の更に奥にある辺鄙な場所。
車で山を走らせるとあの美しいラインナップが目に入ってくるのだ。

まずは小さな街で滞在場所を探す。
キャンプ場を訪ねるとテントがないなら、バックパッカーがあるし、あそこのオーナーは良い奴だからお勧めするよと言われ、地図通りに向かった。

キャンプ場の人の言う通り、そのバックバッカーのオーナーはとても良い人だった。
小さいながら清潔で、値段も一部屋2ベットのシェアだと30ドル位だったと思う。
(今調べたら「Raglan Backpackers and Waterfront Lodge」という名前だった)

キッチンやシャワーは共同。
リビングやテレビルームなんかもあって他国の人と交流が出来る。

覚えているのは、ニュージーランドをバイクで旅するのが夢だったというドイツから来た二人。
ドイツも英語は母国語ではないので、自分の拙い英語を理解してくれたし、日本にも興味があると言っていた。

意外にもサーファーは少なくて、滞在後半に日本人の数名がサーフトリップに来た程度だった。
オーナーが言うにはQSがラグランで行われた時は選手で部屋が埋まったそうだ。

肝心の波はというと、一言「素晴らしかった」

滞在中は最大で頭程度と「ラグラン」にしては小さかったけど、それで丁度良く、腰前後に下がってもリーフなので永遠に乗れるようなレフトの波を堪能した。

恐らく、今の生活で今後ニュージーランドに行く可能性は極めて低いけど、ニュージーランドはとても美しく、波も良いので、もし興味がある方はぜひ。

Beautiful waterfront accommodation in Raglan, New Zealand. We offer heaps of things to do, so you can make the most out of your stay.


「Raglan Backpackers and Waterfront Lodge」の中庭。
とても快適な宿でした。


レンタカーで車中泊をした時、公園の前を流れていた大きな川。
夕方になるとレガッタが練習に来ていたな〜。