PHOTO:© WSL/Heff
トリプルクラウンのライブ中継を見ていると毎年もう年末なんだな〜という感じがする。
この日本の寒さにしてハワイに大波が届く。
ハレイワは波が悪かったけど、サンセットビーチの『Vans World Cup』はまあまあの波だった。
一般サーファー目線だと風が強過ぎるように見えたが、ノースショアのコンテストはいつもそれなりの風が吹いているような気がする。
今年、活躍が騒がれていた大原洋人はハワイの前で18位。
ここからクオリファイするにはトリプルクラウンの2戦で上位を重ねないと無理だった。
周囲の期待、そして本人も相当なプレッシャーがあっただろう。
どちらのイベントも散々だった。
大原洋人の課題はやはり大きな波だと思う。
ハンティントンのような波なら確かに上手いけど、サンセットビーチでは全くダメ。
レールが入ってなくて吹き飛ばされていた。
日本人だとか、まだ21歳だとかは理由にならない。
2戦共にファイナルに残ってQSトップになったカリフォルニアのグリフィン・コーラピントは19歳だし、経験で言えば大原洋人よりも浅いと思う。
サンセットでクオリファイを決めたウェイド・カーマイケルにしろ、グリフィンにしろ来年ツアーで戦う姿は想像出来る。
でも、大原洋人があの舞台で猛者達と互角に戦えるとは思えないんだよね。
大原洋人がクオリファイを果たす日が来るとすれば、それは大きな波でしっかりしたサーフィンが出来るようになってからだと思う。
フィリッペのようにツアーに入ってから成長するってパターンもあるけど、年齢が違う。
21歳ってサーフィンの世界では決して若くないです。
大原洋人、応援しているからこその意見です。
頑張るだけではクオリファイは無理。
だってみんな頑張っているもの。
それは当然のことで、才能と他と違う何かをしないといけない。
今年もタイトルを逃したウィメンズのコートニー・コンローグがインスタで良い言葉を残した。
風は変えられないけど、セイルの向きを変えることは可能なんだ。
今年のサンセットビーチはカリフォルニアの選手が強く、コナー・コフィンが優勝。
コナーのサーフィン格好良いよな〜。
親がノースショアに別荘持っているんだって。
金持ちか!
次はパイプライン。
久々にケリーも出るぞ〜。
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