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五十嵐カノア 前田マヒナ 2020年東京オリンピックに向けて国籍を日本に変更

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2020年東京オリンピックでサーフィンが初の競技として採用。
オリンピックの影響力って結構大きくて、昨年日本にやってきたワールドチャンピオンのエイドリアーノはその視察だったと言われているし、ケリーのプール「サーフランチ」の建設の話も裏で進んでいるらしい。

オーストラリアはメダル獲得に向けてビード・ダービッジをコーチに就任してHPCというトレーニング施設でCT選手を中心とした合宿がスタート。
日本も強化選手を発表して合宿が行われているし、他の国だってすでに動き出していると思う。

すでにオリンピックの選手枠は発表されており、男女合計で40名。
その内で最大18名(男子10名、女子8名)まではCT選手から選出。
残りの枠は2019年、2020年の『ISA World Surfing Games』と2019年にペルーで開催されるコンテストの結果で選出されるとのこと。

ということは2019年、2020年にCTにいる選手は競争が少なく、枠を得ることが出来る。
それも日本代表となれば必然的に少なくなる訳で、それを狙ってか五十嵐カノアが2018年から日本人としてCTに出場、NSA側としても強化指定選手となるそうです。

五十嵐カノアは両親が日本人。
カリフォルニア・ハンティントンビーチで生まれ育ったために国籍はアメリカで、日本語よりも英語の方が得意だし、考え方はアメリカ。

今後サーフィンがオリンピックの種目になるかは分からないし、一生に一度のチャンスかもしれないので、この決断はありでしょうね。

五十嵐カノアの他、両親は日本人だけどハワイで生まれ育った同じような境遇の前田マヒナも今年から日本にリージョナルを移すそうです。
これもオリンピックを意識した動きでしょう。

前田マヒナの場合はワールドジュニアで2年連続2位、ISAでは2年連続金メダル獲得とジュニア時代は凄かったのですが、CT入りにはまだ少し遠いかなという感じ。

CT選手ではないので、例え日本国籍にしてもオリンピック代表の枠に入るのは簡単ではありません。
日本の女子も結構レベルが上がっているし、僅か2枠ですからね。

今年は伊良湖で秋に『ISA World Surfing Games』が開催されるので、五十嵐カノアも来るだろうし、他のCT選手も結構集まるでしょう。
オリンピックはもう2年後。
この伊良湖は結構凄い戦いになりそうです。

『2018 ISA World Longboard Surfing Championship』で田岡なつみが日本人として初の表彰台、メダル獲得

photo:ISA

2020年の東京オリンピックはショートボードだけなので、ロングボードは関係無いのですが、今年のISAは結構盛り上がっていました。
出場選手がワールドチャンピオンだらけ。
それに中国・海南島の波が結構良かった。
(グーフィーフッターにはたまらないポイントブレイク)

選手枠は男女2名ずつで合計4名。
日本代表はJPSAのチャンピオン2名、浜瀬海、田岡なつみ。
NSAのチャンピオン2名、権守賢治、叶多和子。

JPSAのチャンピオン2名はさすがに上手かった。
特に田岡なつみは4位でISAのロングボードでは日本人として初の表彰台、メダル獲得。
海外のWSLでも活躍しているし、あのメンバーで4位は大健闘だと思います。

世界各地で大波記録が更新される

今年の日本の寒さは記録的。
そして、この寒さは波の大きさに比例。

ワイメア、ジョーズ、マーヴェリックス。
極めつけはポルトガルのナザレ。

すでに多くの映像が出回っていますが、ポルトガルのウーゴ・ボー「Hugo Vau」は
100ft以上でもはや計測不能。

『2018 Ride of the Year Award Entry』にエントリーされていますが、霧が凄くて見えません。
でも、迫力だけは伝わってきます。

女性ではブラジリアンのマヤ・ガベイラ「Maya Gabeira」がトーインで80ft!!

もはや生死を賭けるとかそういうレベルではありませんね。
もし、ワイプアウトして死ななければラッキー、死んで当然という状況だと思います。

この波にチャレンジするサーファーにしか理解出来ない世界。
そして、快感があるのでしょう。

やはり、サーフィンは奥が深いです。


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